スフォルツェスコ城
2007年 12月 30日
1450年にミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァが、14世紀のミラノ領主ヴィスコンティ家の居城を改築した、宮殿兼城塞。
現在は美術館としても公開されていて、中にはミケランジェロの作品などか展示されている。
よく、西洋の城というと優雅なイメージがあるが、ここは本当に城塞といった感じ。
だだっ広い中庭が印象的な城である。
ところで、イタリアの観光には日本から一緒の添乗員さん以外に、現地ガイドさんが2人ついた。日本人とイタリア人の2人。実際にガイドをしてくれるのは日本人の方で、イタリア人はただ同行するだけ。
日本に帰ってきてからいろいろネットで調べた所、本来、イタリアではガイドのライセンスを持ったイタリア人しかガイドをする事ができないらしい。一緒にいる日本人は通訳という事。でも実際にはこの日本人が説明をする。
右側はミケランジェロ作のピエタ像である。
「ピエタ」とは聖母子像の一種であり、磔刑に処されたのちに十字架から降ろされたイエス・キリストと、その亡骸を腕に抱く聖母マリアをモチーフとする宗教画や彫刻などのことである。(Wikiから引用)
ミケランジェロは生涯で4つのピエタ像を作成している。
ここにあるピエタは、ミケランジェロが息を引き取る3日前まで作成をしていたもので、ロンダニーニのピエタとも呼ばれる。
最後は目が見えない状態で作っていたと言われている、これが彼の遺作である。
城の裏側で撮った写真。
晩秋の雰囲気が漂っていた。
by iga_jun
| 2007-12-30 00:11
| イタリア旅行記